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3学期が終わる頃、
息子が小学校から、育てていたヒアシンスを持って帰ってきました。 ところが…!土はもちろん、花の蕾みも葉っぱも、カリカリのパサパサ…。 可哀想に、思いきり乾燥しているではないですか?! 「何これ〜?!」 「だって、ペットボトル(手作りのじょうろ)がどこかにいっちゃったんんだもん。」 …ったって、哀れなヒアシンス…(- -;)…カリカリ〜… ところが、水をたっぷりあげているうちに、ヒアシンスはすっかり元気を取り戻し、 花も葉っぱもイキイキとしてきました。生命力あるなぁ♪ そして艶やかな紫の花が咲きました。 美しい紫の花に、顔を近づけると… 「わぁ!いい匂い♪」 香水のような品のある甘い香りがします。さすが、ヒアシンス! しかも紫色のせいか、ヴァイオレットのような深みも感じられます。 「あれ…なんか、こんな香りのフレグランスが手持ちにあったような…?」 記憶を揺さぶる香りに、何のフレグランスだったか気になって、気になって…。 でも手持ちのフレグランスとはいっても、ミニチュアや小分けも含めれば、結構な数…。 「ど、どれだっけ〜??」 ネットで検索してまず出てきたヒアシンスの香りは、ケンゾーのエテ。 これも良い香りだけど、違う…。 あれやこれやと、さんざん捜して、 ふと思い出したのが、ペンガリガンのビクトリアン・ポージー! なんだか、予感がする…と調べると、 やっぱりヒアシンスが入ってる〜!!ビンゴ!すっきりぃ〜! ビクトリアン・ポージーです、そうです! このクラシカルで品格のある甘い香り、でも少し土臭さもある… 香調はフローラル・シプレ トップノート:レモン、オレンジ、ヒアシンス、カモマイル ミドルノート:ヴァイオレット、ローズ、ジャスミン ボトムノート:ガルバナム、べチバー、パチュリ、 サンダルウッド、オークモス、アンバーグリス 早速つけてみました。 「あれ…違う?」と一瞬、不安になりましたが、 しばらくすると、記憶のある香りが…。そう!紫のヒアシンスの匂いです。 ビクトリアン・ポジーに入っているヒアシンスと、 ヴァイオレット、オークモスが似ている理由なのでしょうか? やっぱりいいなぁ、これ欲しかったんですよ。 持っているのは小分けなんです。 さて、ミドルはヒアシンスは控えめになり、フローラルな雰囲気全開です。 なんだかゲランのジャルダン・デ・バガテールを彷彿とさせます。 バガテールがフランスの華やかなゴージャスな庭園なら、 ビクトリアン・ポージーは、英国の繊細&シックな庭園でしょうか。 色もバガテールなら、ピンクなどの花々のイメージですが、 ポージーはグリーンや紫の色が浮かびます。 ラストは、シプレ〜♪ 優しげなシプレです。べチバーやパチュリ、オークモスがいい感じ。 それにシトラスの香りもほんのりと、からんで残っています。 ん〜やっぱり、いいっ♪繊細クラシカル! …でも、これ廃盤です(T T) せっかく名古屋にペンハリガンができても、ないんですよ。残念です〜。 ところで、いつもペンハリゴンかペンハリガンか迷うのですけど、 どちらでもいいんですよね?いつも迷うんです。
by color-m
| 2007-03-27 23:14
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