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Profumi di Pantelleriaの香りレビュー、第4弾。
や〜っと!第4弾…。もう他のブログの方々、6種終わっていらっしゃるのに〜〜。 申し訳ないですが、どうぞのんびりとつきあってくださいませ。 さて、Maestrale マエストラーレ。 香りの構成は… トップ:ベルガモット、 ラベンダー、ルバーブ、ラム ミドル:ジャスミン、アイリス、 カルダモン、コリアンダー ラスト:シダーウッド、 ベチバー、アンブレッドシード これもダムーソのように、付けた瞬間に薪の香りが…?! ダムーソより強くスパイシーに香ります。カルダモンやコリアンダーでしょうか。 そうですね、ザ・ディファレント・カンパニーのローズ ポァヴゥレという香水、 その香りはじめのスパイシーさを彷彿とさせます。 でも、ローズ ポァヴゥレの場合は同時に薔薇が艶っぽく強く香るのに比べ、 マエストラーレはおだやかに優しい印象です。 「優しい」…これもProfumi di Pantelleriaのキーワードですね。 でも単に優しいだけではない、物悲しさや厳しさも、ほんのりと感じます。 優しさにも、いろんなかたちがあるのね…なんて思わせるような…。 浮かぶ風景…鬱蒼とした木々、包み込むように優しい静かな夜… 静かであればあるほど、植物たちはその存在を主張するかのように香ります。 葉の香り、苔の香り…そして何か「優しい」甘い香りの存在も感じます。 この香りは何かしら…?どうやらアンブレッドシードのようですね。 なんと、これはクレオパトラやマリーアントワネットも愛用していたらしい香料です。 アンブレッドシードの甘さが、緑の香と共に漂うこのラストノート。好きですね〜。 ラストのこの香り方は6種類の中でいちばんいいかなぁ? 自然の厳しさと優しさを、同時に感じさせるような香り。 パンテレッリア島に抱かれる、静かな静かな夜…それが私の印象です。 添付の説明によると、冬の夜の浜辺…らしいのですが、 冬というほど寒々しく感じません。リゾート地の冬だからでしょうか? なんだか、ずっと側に寄り添っていてほしいと思わせるような香りでした。
by color-m
| 2007-01-28 22:33
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